ベトナム日本国大使館によると、以下の通りです。
特定技能試験の開催地の更新
特定技能ビザは、世界中の労働者に提供されていますが、現在のところ、特定技能試験は、日本国外で9か国でのみ実施されています。その9か国は、ベトナム、フィリピン、カンボジア、中国、タイ、インドネシア、ミャンマー、ネパール、モンゴルです。これらの国々は、日本への労働者送出国として最大の規模を誇ります。これにより、ベトナム人労働者は、特定技能試験を受けるために他の国に移動する必要がなく、時間と移動費を節約することができます。
しかし、ベトナムは、2023年12月25日まで、特定技能試験の実施を延期してきました。現在、より正確な情報が提供されており、3月に試験が実施される予定です。
ベトナムでの特定技能試験の実施手順
高い語学力、専門スキル、職業倫理を備えた労働者を採用するために、特定技能試験の選考基準には、語学と専門スキルの2つの基準があります。
特定技能試験の語学試験
特定技能試験の語学試験は、直接行われず、専門スキル試験に組み込まれて評価されます。ただし、専門スキル試験を受験するには、JLPTのN4レベル、またはCEFRのA2レベルの日本語能力証明書が必要です。
日本語能力がこのレベルに達していなければ、特定技能試験の専門スキル試験を理解して解答することができません。
特定技能試験の専門スキル試験
特定技能試験の専門スキル試験は、特定技能プログラムに参加する機会を決定する重要な試験です。この試験では、次の3つの問題について証明する必要があります。
専門スキル試験は、多くの労働者が不安を感じる試験です。試験は集団で行われるため、緊張して気持ちが落ち着かないかもしれません。
そのため、試験に備えて、十分に準備をして、落ち着いて自分の力を証明できるようにすることが重要です。試験の形式を事前に調べて、しっかりと練習しておきましょう。
まとめ
ベトナムでの特定技能試験の実施が決定し、3月に介護と農業の分野で試験が実施される予定です。その他の分野の試験の実施情報も、決定次第発表されます。
特定技能試験は、特定技能プログラムに参加する機会をつかむための重要なステップです。語学力と専門スキルをしっかりと身につけて、試験に合格しましょう。