兵庫県の機械加工の企業様にベトナム人エンジニアをご配属しました。
受け入れ企業様は産業用刃物の開発・製造・販売を主な事業として展開されております。
業務内容はNC旋盤・フライス・マシニングセンタなどを使った機械加工や、
Auto CADでの 設計・製図、工作機械を用いた治具、
試作品製作ができるエンジニアを探されていました。
外国人の採用については、今まで技能実習生をご活用されていましたが、
今回初めてベトナム人技術者をご採用頂きます。
*エンジニアご配属までの流れ
技術者のチケットやビザの申請手続きを弊社で代行し、
ご配属当日に弊社スタッフが空港に車でお迎えにあがります。
それから、住民登録の手続きをエンジニアと一緒に行い、
昼食を済ませた後でご配属します。
*ご配属の写真
今回ご配属したベトナム人技術者の方は、
ホーチミン技術師範大学 機械学部 卒の25歳です。
ベトナムでは金型メンテナンス業務を経験しており、
その他、NCプログラムや加工・設計が得意な方です。
そんな彼に改めて「なぜ日本で働きたいのか」を聞いてみました。
「ベトナム企業や韓国企業での勤務経験があります。
どちらの企業も日本企業の真似をして物作りをしていることがよくわかりました。
それから私は日本企業の技術にとても興味をもつようになりました。
日本の高度な技術を学びたいことが一番の目的です。」
また彼の 奥さんはベトナムにいるのですが、
日本に飛び立つ時はたくさん泣いていたようです。
「今は苦しいけど、とにかく将来のために、家族のために一生懸命働いて、
奥さんを日本に呼んでずっと日本で生活を送りたいです。
日本は素晴らしい国ですから。」
しきりに、将来のため、将来のためと話す彼をみて、
相当の覚悟で日本という異国の地に来ていることが伝わってきました。
”日本とベトナムを繋ぐ”ことを理念とする私達にとって、
求職者であるベトナム人技術者のことを一番に考えて、
彼らの”やりたい”が実現できる環境を紹介することが大切だと思っています。
彼らのような人が一人でも多く来日し活躍できるよう頑張ります。